【2分で解説!】日本製メガネ・サングラスが選ばれる理由:知られざる品質と魅力

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メガネを作る日本人の職人
いっぺい

こんにちは!
アイウエアスタイリストのいっぺいです!

突然ですが、「今使っているメガネやサングラス、本当に満足していますか?」

日々の暮らしで使うアイウエア。視力を補正するだけでなく、最近では紫外線対策やファッションアイテムとしても欠かせない存在です。しかし、多くの人は「とりあえず使えればいい」「安くてデザインが良ければ十分」と考えがちです。

けれども、それで本当に満足できていますか?

もし、あなたが今までのメガネやサングラスに「どこか物足りない」「もっと他にないだろうか」と感じたことがあるのなら、是非注目していただきたいのが 日本製のメガネ・サングラス です。

特に、福井県鯖江市を中心とした「MADE IN JAPAN」のアイウエアは、その品質の高さやデザイン面で世界中から高く評価されています。

その一つひとつに込められた職人の技術と細部へのこだわりは、他にはない特別な魅力を持っています。

この記事では、日本製アイウエアの特徴や、選ぶべき理由、そして具体的なブランドまで詳しく解説していきます。

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目次

日本製アイウエアの品質、その違いとは?

日本製の陶器と共に置いてあるメガネ

まず、日本製メガネやサングラスの最大の特徴は、 徹底した品質管理職人技の粋 にあります。

特に福井県鯖江市は、世界でもトップクラスのアイウエア生産地として知られ、国内生産の90%以上を占めています。

この地域の職人たちは、代々受け継がれる伝統技術を持ちながら、現代のニーズに応える革新を続けています。

素材から違う!日本製のこだわり

日本製アイウエアでは、軽量で丈夫な チタン や、美しい艶と耐久性を持つ セルロイド(アセテート) などの素材がよく使用されます。

チタンフレームは、錆びにくくアレルギーを引き起こしにくい素材としても人気で、特に長時間かけても疲れにくい点が評価されています。

また、アセテートフレームは職人が手作業で磨き上げることで、プラスチック素材とは思えないほどの艶やかな仕上がりが実現します。

メガネの拡大写真

工程の多さが生む「違い」

日本製メガネフレームの製造工程は、なんと 200以上 に及びます。

一つのメガネを作るために、各工程に専門の職人が関わり、細部にまでこだわり抜かれており、このプロセスが大量生産の製品にはない完璧な仕上がりと耐久性をもたらします。

例えば、フレームのヒンジ部分は、何万回と開閉しても壊れにくい設計が施されており、長年愛用できる耐久性を保証します。

近年メガネ職人が減少している現実

しかし、日本製アイウエアを支える「職人技」が危機に瀕しているのも事実です。特に福井県鯖江市を中心とする産地では、 高齢化後継者不足 により、職人の数が年々減少しています。

若い世代の職人が少ない理由

職人としてのキャリアは、非常に多くの技術を学び、長い時間をかけて熟練度を高める必要があります。

しかし、この過程での収入が安定しないことや、現代の若者にとって「職人」というキャリアが魅力的に映りにくいことが原因で、若い世代が職人の道を選ぶケースは減少しています。

また、製造業全般における低価格競争の影響で、利益率が下がっていることも要因の一つです。

消えゆく伝統技術

例えば、アセテートフレームの磨き上げや、手作業による細部の仕上げなど、機械化では再現できない技術が次々と失われつつあります。

まさに日本製商品の一番の魅力とも言える部分ですね。

このような背景から、現在の職人たちは新しい世代に技術を伝えるための取り組みを進めています。

一部では、専門学校での後継者育成プログラムや、地元企業が連携しての人材募集が行われています。

いっぺい

後継者不足、最近ニュースでもよく取り上げられていますね・・・

日本製アイウエアを選ぶべき理由

何かに吸い込まれそうな独特の雰囲気を出す眼鏡屋の看板

では、なぜ日本製アイウエアがここまで評価されているのでしょうか?その理由をさらに深掘りしていきます。

1. 抜群のフィット感

メガネは顔に直接触れるアイテムだからこそ、フィット感が重要です。

日本製アイウエアは、日本人の骨格に合わせた設計がされているため、快適な装着感を実現します。

また、鼻あての形状や調整可能なフレーム構造も特徴で、長時間使用しても痛くなりにくい設計になっています。

2. デザインと実用性の両立

日本製のメガネやサングラスはシンプルで洗練されたデザインが多く、どんなシーンでも違和感なく使えるのが魅力です。

特に、福井県の職人たちは、トレンドを取り入れながらも飽きのこないデザインを追求しています。

おしゃれさと実用性を兼ね備えたアイウエアは、ファッションアイテムとしても大いに活躍します。

3. 長く使えるコストパフォーマンスの高さ

安価なアイウエアを頻繁に買い替えるよりも、少し高価でも耐久性のある日本製アイウエアを選ぶ方が結果的に経済的な場合もあります。

丁寧に作られたフレームは何年も使えるため、愛着も湧きあなたの良きパートナーとなってくれるはずです。

いっぺい

メガネはメンテナンスも重要!

日本製アイウエアを選ぶなら知っておきたいブランドたち

高級フレームの印象があるサングラス

日本製アイウエアの品質の高さを実感するには、具体的なブランドを知ることが重要です。

ここでは、日本国内外で高く評価されている代表的なブランドを紹介します。

それぞれのブランドが持つ歴史、特徴、そして魅力を詳しく掘り下げていきます。

日本製以外のおすすめブランドを知りたい!という方はこちら

1. 金子眼鏡(Kaneko Optical)

金子眼鏡のVISUAL

参照:金子眼鏡

金子眼鏡は、1958年に福井県鯖江市で創業された老舗ブランドです。

その魅力は、クラシックなデザインとモダンなテイストを融合させたフレーム作りにあります。

伝統を重んじつつも、新しい技術やトレンドを取り入れる姿勢が多くのユーザーから支持されています。

金子眼鏡の製品は、すべての工程を自社工場で一貫して行う「一貫生産方式」により、品質が厳しく管理されています。特にアセテートを使用したフレームは、職人の手作業で磨き上げられ、美しい艶と滑らかな質感を持っています。

クラシカルなウェリントン型やボストン型フレームが多いですが、現代的な要素を加えたモデルも展開されており、若年層からシニア層まで幅広く愛されています。

さらに、限定モデルやコラボレーションモデルも多く、コレクターズアイテムとしての価値も高いのが特徴です。

2. 増永眼鏡(Masunaga Optical)

増永眼鏡のVISUAL

参照:PR TIMES

1905年創業の増永眼鏡は、日本で最初にメガネ製造を手掛けたブランドとして知られています。

「一切妥協しない」という創業者の哲学を受け継ぎ、100年以上にわたって高品質な製品を生み出し続けています。

増永眼鏡の特徴は、シンプルで洗練されたデザインにあります。

特に、薄く軽量なメタルフレームの美しさには定評があり、フォーマルな場面やビジネスシーンにもよく合います。また、フレームの形状や素材のバリエーションが豊富で、男女問わず使いやすいモデルが揃っています。

近年では、ヴィンテージ風のフレームが注目を集めています。

例えば、「光輝」というラインは、クラシカルなデザインに現代の技術を融合させたシリーズで、レトロな雰囲気と現代的な快適さを兼ね備えています。著名人にもファンが多く、国際的な展示会でも高い評価を受けています。

3. 白山眼鏡店(Hakusan Megane)

白山眼鏡店の看板

参照:白山眼鏡店

白山眼鏡店は、1883年に創業した歴史あるブランドで、日本最古のアイウエアブランドの一つです。

特に、ジョン・レノンが愛用していたことで世界的な注目を集めました。その代表作であるラウンド型フレームは、今でも多くの人に愛されています。

このブランドの魅力は、クラシカルでありながら時代を超越したデザインにあります。

白山眼鏡店のフレームは、シンプルで飽きのこないスタイルを追求しながらも、細部に至るまでこだわり抜かれています。例えば、ラウンド型やボストン型のデザインは、ファッションアイテムとしても注目されるだけでなく、顔の印象を柔らかく見せる効果があります。

また、フレームの素材やパーツの選定にも徹底したこだわりがあり、アセテート素材のフレームは柔らかい光沢と滑らかな触感を持っています。レトロな雰囲気を大切にしたデザインは、古き良き時代の魅力を現代に蘇らせています。

4. 999.9(フォーナインズ)

999.9のVISUAL

参照:メガネのハシモト

999.9(フォーナインズ)は1995年に設立された比較的新しいブランドですが、わずか数十年で日本を代表するメガネブランドの一つとなりました。その特徴は、 掛け心地の良さ に特化した設計です。

フレームの独自構造が生み出す「快適なフィット感」は、999.9を象徴する特徴です。特に、バネ性を持つテンプル(耳にかける部分)は、頭部に均一な圧力をかけるため、長時間かけても疲れにくい設計になっています。また、デザインはシンプルで洗練されており、ビジネスシーンからカジュアルまで幅広く対応します。

さらに、999.9のフレームは非常に軽量でありながら、耐久性にも優れています。日々の使用による変形や破損にも強く、メンテナンスしながら長く使えるのも大きな魅力です。

ブランド名の由来は、純金のインゴットに刻まれている品質表示の数字「999.9」に由来しています。

この数字は、金の純度が1000分の999.9以上であることを示し、「最高純度の品質」を意味します。フォーナインズは、この純金の品質表示にちなんで、眼鏡フレームとしての最高純度の品質を追求し、常に1000に近づける努力を続けるという姿勢を表現しています。

5. BJ CLASSIC COLLECTION(BJクラシックコレクション)

BJ CLASSICのVISUAL

参照:BJ CLASSIC COLLECTION

BJ CLASSIC COLLECTIONは、クラシックなデザインを現代的にアレンジしたフレームが特徴のブランドです。

その起源は、アメリカのヴィンテージスタイルにインスパイアされたデザインにありますが、すべての製品は鯖江の職人技術によって丁寧に作られています。

このブランドの魅力は、レトロ感あふれるデザインにあります。例えば、セルロイド素材を使用したフレームは、独特の深みと美しい艶を持ち、使うほどに味わいが増します。また、丸みのあるラウンド型やブロータイプのフレームは、クラシカルな雰囲気を漂わせつつ、現代のファッションにもマッチします。

さらに、BJ CLASSIC COLLECTIONでは、度入りメガネだけでなく、サングラスのラインも展開しており、カジュアルなシーンでも活躍します。

細部にまでこだわった仕上がりは、一度使うと手放せなくなる魅力があります。

いっぺい

個人的にデザインや世界観が一番ツボなのは白山眼鏡!

今すぐ日本製アイウエアを試そう

様々な眼鏡から1本手に取る女性
いっぺい

ここまで読んでくださってありがとうございます!!

これらのブランドは、それぞれ独自の歴史と哲学を持ち、日本製ならではの職人技と品質の高さを象徴しています。どのブランドも、その製品がただの「道具」ではなく、使う人のライフスタイルを豊かにする「パートナー」であることを証明してくれるでしょう。

日本製メガネ・サングラスは、その品質とデザインで世界的に認められています。

一度手に取れば、その違いに驚き日常が少し豊かになるかもしれません。

この機会に、ぜひ「MADE IN JAPAN」のアイウエアを体験してみてはいかがですか?

ではまた!

補足情報:さらに知りたい人のために

参考資料

福井県公式観光サイト

鯖江市メガネミュージアム

メガネでふるさと納税

FAQ:よくある質問

Q1. 日本製アイウェアと海外製品の違いは?

日本製は、品質管理が非常に厳しく、耐久性やフィット感に優れています。鯖江をはじめとする地域で作られるフレームは、職人技術と最新の製造技術が融合しています。

Q2. 日本製メガネの価格帯は?

一般的には1万円台から数十万円まで幅広いです。価格に見合う品質の高さが特徴です。

Q3. 初心者におすすめのブランドは?

金子眼鏡や999.9は、初心者でも選びやすいデザインと装着感を持つためおすすめです。

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