こんにちは!
アイウエアスタイリストのいっぺいです!
突然ですが皆さん、日本人のサングラス着用率ってご存知ですか?
ずばり、約40%〜50%と言われています。
実はこれ、世界的に見るととても低い水準なんです。(ちなみに欧米諸国等ではサングラス着用率が80%以上の国もある)
参考:IT media
「サングラスは似合わない」「暗い場所では使いづらい」
そんな理由で、サングラスを諦めていませんか?
「そもそも、サングラスって必要なの?」
そう思っている人も多いのではないでしょうか。
実は、サングラスはおしゃれアイテムなだけではありません!
サングラスのお話をするうえで必ずセットで出てくる言葉といえば、『紫外線』ですよね。
紫外線は、白内障や黄斑変性症などの眼病を引き起こす可能性があり、 特に夏場の強い紫外線は要注意です。
油断していると危ないかも・・・
「えっ、そんなに重要なの?」
そう思ったあなた。サングラスは、目の健康を守るためには必須のアイテムです。
僕は仕事柄サングラスを10年以上扱っており、今回はそんな僕がサングラスの購入を検討されている方によくお話させていただく内容をお伝えします。
この記事では、以下の内容について簡単に分かりやすく解説します。
- 日本人が感じるサングラスへの抵抗
- 自分に合ったサングラスの見つけ方
- 偏光レンズ、調光レンズとは?
- ファッションアイテムとしてのサングラス
読み終わった頃には、あなたのサングラスへの意識が少し変わるかもしれません、
必要な知識を身につけて、自身の目の健康を今までよりも少しだけ気をつけてあげてくださいね。
さらに、この記事では、以下のような疑問も解消できる内容になっています。
- サングラスが似合わないと感じる人でも、自分に合ったサングラスを見つけられる?
- スポーツやレジャーにもサングラスは使える?
- 海外のサングラス事情は?
サングラスに関する疑問を少しでも解消し、あなたにぴったりのサングラスを見つけられるためのヒントを提供します。
目の健康とファッション性を両立したいあなたに、ぜひ読んでいただきたい内容となっていますので、よかったら最後までご覧くださいね。
【EYEWEAR PRESS】では、本当に使えるメガネやサングラスのためになる情報を発信しています。
日本人が感じるサングラスへの抵抗
サングラスには紫外線から目を守るという大切な役割があります。
かけないよりは間違いなくかけたほうがいい、というのがサングラスなのですが、
なぜか我々日本人という人種はサングラスに抵抗を持つ人も少なくありません。
- 顔に合わない
- 単純に似合わない
- 暗い場所では使いづらい
- 目つきが悪く見える
など、さまざまな理由でサングラスを避けようとする人もいます。
しかし、サングラスのそもそもの用途は健康を守るためのアイテムです。
抵抗がある人も、ぜひサングラスの必要性を理解し、サングラスの着用を検討してみてください。
サングラスのメリット、選ぶポイント、選び方を簡単にまとめてみました。
サングラスのメリット
- 目を紫外線から守る
- まぶしさを軽減し、視界をクリアにする
- おしゃれを楽しむ
サングラスを選ぶポイント
- 紫外線カット機能付きのものを選ぶ
- 自分の顔に合った大きさや形のものを選ぶ
- レンズの色は、自分の好みに合わせて選ぶ
サングラスの選び方
- 顔の形に合ったサングラスを選ぶ
- 丸顔:スクエア型、ウェイファーラー型
- 面長:オーバル型、ボストン型
- 四角顔:ラウンド型、アビエーター型
- 自分の好みに合ったサングラスを選ぶ
- カラー:ブラック、ブラウン、グレーなど
- フレーム:メタル、プラスチックなど
- 用途に合ったサングラスを選ぶ
- 日常生活用:軽量で使いやすいもの
- スポーツ用:ズレにくいもの
- ファッション用:個性的なデザインのもの
偏光レンズ、調光レンズってなに?
まぶしい光から目を守る、ふたつのレンズ
偏光(へんこう)レンズ、調光(ちょうこう)レンズって皆さんご存知ですか?
最近、仕事でお客様からの問い合わせも多い内容ですので、簡単にご紹介します。
日差しが強い季節になると、まぶしさを感じて目が疲れたり、頭痛がしたりすることがありますよね。そんな時に役立つのが、偏光レンズと調光レンズです。どちらも眩しさを軽減する効果がありますが、それぞれ異なる機能と特徴を持っています。
ちなみに、どちらのレンズも眼鏡屋さんで希望を言えば通常のレンズと同じように作ってもらえます。
1. 偏光レンズ:乱反射を抑えてクリアな視界
偏光レンズは、特殊なフィルムやコーティングによって、光の乱反射をカットするレンズです。具体的には、水平方向に反射する光だけをカットすることで、水面や路面のギラつきを抑え、クリアな視界を実現します。
こんなシーンにおすすめ
- 海や湖などの水辺
- 雪山や砂漠などの反射光が多い場所
- ドライブやサイクリング
- ゴルフや釣り
メリット
- 水面や路面の反射光を抑え、クリアな視界を得られる
- 目の疲労や頭痛を軽減する
- 紫外線カット機能付きのものが多い
デメリット
- 室内では色が薄く、見えにくい場合がある
- 一般的なレンズよりも価格が高い
2. 調光レンズ:紫外線量に応じて色が変化
調光レンズは、紫外線量に応じてレンズの色が変化するレンズです。紫外線量が多い屋外では色が濃くなり、紫外線量が少ない室内では色が薄くなるため、サングラスをかけ外しする必要がありません。
こんなシーンにおすすめ
- 室内外を頻繁に行き来する
- サングラスをかけ外しするのが面倒
- 紫外線対策もしたい
メリット
- 室内外問わず、サングラスをかけ外しする必要がない
- 紫外線対策ができる
- レンズカラーの種類が豊富
デメリット
- 色の変化に時間がかかる場合がある
- 室内では完全に透明にならない場合がある
- すべての調光レンズがすべての紫外線をカットするわけではない
どちらを選ぶべき?
偏光レンズと調光レンズ、どちらを選ぶべきかは、使用シーンや目的により異なります。
- 水辺や雪山など、反射光が多い場所で活動する場合は、偏光レンズがおすすめです。
- 室内外を頻繁に行き来する場合は、調光レンズが便利です。
- 紫外線対策も重視する場合は、両方の機能を備えた偏光調光レンズを選ぶことができます。
偏光レンズと調光レンズは、それぞれ異なる機能と特徴を持つレンズです。それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、自分の目的に合ったレンズを選ぶようにしましょう。
参考
- 偏光レンズと調光レンズの違いと購入時の見分け方 – Land&ruto: https://landandruto.jp/megane-lens/henko/henko-column04/
- 調光レンズと偏光レンズの違いは?サングラス購入時の見分け方 – メガネストアー: https://meganestore.co.jp/column/8409/
- 調光レンズとは?偏光レンズやサングラスとの違いや色選びを解説 – メガネの田中: https://www.tanaka-megane.co.jp/contents/lens-select-choko/
ファッションアイテムとしても優秀なサングラス
サングラスは、おしゃれアイテムとして非常に優秀です。顔の印象をガラッと変えたり、コーディネートのアクセントになったりと、サングラスをかけるだけで、より洗練された印象を与えることができます。
- 顔の形に合ったサングラスを選ぶ
- 丸顔:スクエア型、ウェイファーラー型で、顔をシャープに見せる
- 面長:オーバル型、ボストン型で、顔を短く見せる
- 四角顔:ラウンド型、アビエーター型で、顔を柔らかく見せる
- 自分の好みに合ったサングラスを選ぶ
- カラー:ブラック、ブラウン、グレーなど、定番カラーで落ち着いた印象に
- フレーム:メタル、プラスチックなど、素材を変えて個性的に
- レンズ:グラデーションレンズ、ミラーレンズなど、特殊なレンズで遊び心
- 用途に合ったサングラスを選ぶ
- 日常生活用:シンプルなデザインで、どんな服装にも合わせやすい
- スポーツ用:スポーティーなデザインで、機能性を重視
- ファッション用:個性的なデザインで、目を引く
※上記の選び方はあくまでも一例です。
お店に買いに行く際は、基本的に店員さんにお任せでOK。
サングラスが似合わないと感じる人でも自分にあったサングラスを見つけられる?
『そもそもサングラスが似合わない!』『向いてない!』
そう思っている方、もしくは苦手意識がある方って意外と多いのではないでしょうか。
僕もこの仕事をするまでは皆さんと全く同じ境遇だったのでよく分かります。
お店で頑張って試着してみたのはいいものの、あまりにも似合ってなさすぎてその場から消え去りたくなってしまうあの気持ち。二度と味わいたくないですよね。
僕の場合、その後仕事の都合でサングラスをかけなくてはいけない場面が多々あり、強制的に苦手意識を克服させられたわけですが。。。
そんな僕が10年以上サングラスを扱ってきたうえで一つ確信を得たことがあります。
それは、サングラスが似合わない人なんて一人もいないということです。
詳しくは別記事でお話していますが、サングラスの選び方さえ間違わなければあなたに似合うサングラスは必ずあります。
まだサングラスに挑戦できていない、恥ずかしさがあり苦手意識を克服したいという方は是非こちらもご覧ください。
おまけ
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!!
せっかくなので、サングラスに関係するちょっとしたおまけ情報もご紹介。
サングラスの歴史
サングラスの起源はなんと古代文明。※諸説あり
- 古代エジプトでは、太陽光を遮断するために、薄い石板を目の前にかざす。これが始まり。
- 古代ローマでは、競技者たちがまぶしさを軽減するために、サングラスを使っていました。
- 12世紀、中国で目の病気を防ぐためにサングラスが着用されるようになる。
- 18世紀、ヴェネツィアでも目の病気を防ぐためにサングラスが着用されるようになる。
このように、サングラスは実用的な目的で誕生したものです。
その後、サングラスはファッションアイテムとしての見方もされ人気を集めるようになり、現在ではさまざまなデザインのサングラスが販売されています。
海外のサングラス事情
海外では、日本よりもサングラスが日常的に着用されています。特に紫外線が強い地域では、子供も通学中にサングラスをかけることが一般的です。
- アメリカ:子供の頃からサングラスをかける習慣があり、紫外線対策として認識されている
- ヨーロッパ:ファッションアイテムとしてサングラスが人気があり、様々なデザインのサングラスが販売されている
- アジア:紫外線対策としてサングラスが着用されるだけでなく、目元を隠すためにサングラスをかける人もいる
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は今まであまりサングラスに触れてこなかった方や、興味はあるけど苦手意識があるという方向けにサングラスの必要性と選び方を簡単に解説してみました。
この記事があなたのサングラスライフへの一歩を後押し出来ていたらうれしいです。
一緒にサングラスファッションを楽しみましょう!
ではまた!