【プロが解決】試着が恥ずかしい人も大丈夫。サングラス購入時の立ち回り解説

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サングラスをかけた犬
いっぺい

こんにちは!
アイウエアスタイリストのいっぺいです!

突然ですが、皆さんサングラスでファッション楽しんでますか?

最近町中でかっこよくサングラスをかけてる人や、おしゃれに可愛くサングラスをかけてる人、増えてますよね!

でも・・・

  • アクセサリーとしてあったらいいなーとは思うけど、中々チャレンジするきっかけが無い・・・
  • お店で少し試着してみたけど、似合わなくて自分にサングラスは向いていないと感じている・・・
  • お店で試着するのってなんか恥ずかしくて、中々購入まで至れない・・・

この記事を読んで下さっている方の中にはこんな思いを抱えてる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

僕も仕事でサングラスを扱うようになるまでは、全く同じ思いを抱えていました。

僕の場合は、頑張ってメガネ屋さんでサングラスを試着してみるものの、店員さんに見られているのを感じると
「あいつ似合ってないなー」とか思われているような気がして逃げるようにお店から出てしまう。の繰り返しでした。

結局その壁を超えることが出来ず、社会人になってからようやくサングラスファッションを楽しめるようになったのですが、ここで1つ言いたいのです。

「メガネ屋さんでサングラス買うのって、実は結構ハードル高くね?」

いやほんとこれ、ほんとこれですよ。
共感してくれる方絶対いるはず!←相当キツかった。

そんな僕がなぜサングラスファッションを楽しめるようになったのか。

それは実際仕事でサングラスの販売をやることになり、メガネ屋さん側の気持ちや裏側の事情を知ることが出来たからです。

今回はその内容を余すこと無くお伝えしますので、

ファッション業界で10年以上アイウエア(メガネ、サングラス)を扱ってきた僕が、一度もサングラスをお店で買ったことが無いという方向けにお店での立ち回り方を解説します!

サングラスが欲しいけどなかなかお店で買う一歩が踏み出せない!という方が、一人でも多くその壁を乗り越えられるように分かりやすくお伝えしますので、ご安心ください!

そして苦手意識や不安を解消できたなら是非お店に行ってみてください。

きっとサングラス選びをめちゃめちゃ楽しめるようになっているはずです!

お店で買うのは慣れてるけど、おしゃれに特化した良いお店を探してるという方は、別記事で都内と関西のおすすめのお店を紹介していますので、是非チェックしてみてくださいね!

【EYEWEAR PRESS】では、本当に使えるメガネやサングラスのためになる情報を発信しています。

目次

まずはメガネ屋さんに行くために不安を解消しておこう!

サングラスをかけるマネキン

『格好良く(可愛く)なるためにサングラスは欲しいけど、メガネ屋さんで接客してもらうイメージも湧かないし洋服屋さんと違って気軽に行きにくい…』

お店でサングラスを買ったことがない人にとってメガネ屋さんってそんな印象じゃありませんか?

それでもなんとか頑張ってお店に入って試着してみたけど、店員さんに試着してるところをじっくり見られて笑われたりなんかした日にはもう二度と行きたくなくなりますよね!←これ僕です。

似合ってないのかけちゃったかなーとか、そもそもサングラスかける顔じゃないとか思われていたらどうしよう…
とか色々考えてしまいますよね。

これではいいお買い物なんて出来るわけがありません!

まずはこのマイナスイメージを払拭しましょう!

マイナスイメージの原因は『知らないことへの不安』

お店でサングラスの試着ってなんかしにくいな…』

そう思う原因は、お店と商品に対する知識や経験が無いことからくる不安な気持ちです。

  • そもそも自分はサングラスをかけれるほど”おしゃれ”じゃないと心のどこかで思ってしまっている
  • 試着しようとしても、店員さんや周りのお客さんにこの人全然おしゃれじゃないなーと思われている気がする
  • 店員さんに質問してみたいけど、的外れな質問をしてしまわないか心配
  • 似合ってるか分からないものを試着している姿を見られるのが恥ずかしい

誰しも初めてサングラスをお店で試着しようと思うとこのような不安な気持ちになってしまうものです。

ですが、実際のところこれらは自分だけが勝手に不安に感じてしまっているだけで、現実は周りもお店も全くそんなこと思っていません!!

一つ一つ簡単に解決していきましょう。

そもそも自分はサングラスをかけれるほど”おしゃれ”じゃないと心のどこかで思ってしまっている

→そもそもサングラスはおしゃれ上級者限定のアイテムではありません!むしろ服装に自信が無い人こそサングラスをかけるべき!(理由は別記事で紹介)

試着しようとしても、店員さんや周りのお客さんにこの人全然おしゃれじゃないなーと思われている気がする

→こんな事を考えている店員さんは一人もいません!むしろよくある眼鏡店であればスタッフさんはスーツを着られていることが多いので、実際のところ最新のファッションには少し疎いところもあります。

店員さんに質問してみたいけど、的外れな質問をしてしまわないか心配

→大前提として、どんな質問をしたとしても全く問題ありません。分からないことはどんどん質問しましょう!
むしろ付け焼刃の知識で質問をするのはおすすめしません。
世に出ているアイウエアの知識というのは本当に浅い部分だけなので、プロ相手に知ってる風に話をしても簡単にばれてしまいます。笑

似合ってるか分からないものを試着している姿を見られるのが恥ずかしい

→おしゃれなアイテムを多数扱っているお店なら別ですが、一般的な眼鏡店や僕が紹介しているセレクトショップなどは、そもそも大体の人に似合うよう設計されている優秀なデザインを置いていることが多いです。
大体どのブランドにも定番と呼ばれるものがありますので、まずは店員さんに定番を聞きそれを試着してみるといいですよ!『定番=誰にでも似合うように作られているもの』だからです。

やみくもにお店にいってはダメ!

サングラスをかけながら街を歩く女性

不安な気持ちもなんとか改善出来そうだし、とりあえず近くのメガネ屋さんかセレクトショップに行ってみよう!

ちょっと待ってください!

メガネ屋さんやセレクトショップにはそれぞれコンセプトや特徴があり、取り扱っている商品のラインナップも違います。

入ったお店のコンセプトとあなたの好みが合わなかった場合、無駄足になってしまうことも・・・

まずは事前に今のあなたの状況の整理と確認をしましょう。

確認
『サングラス欲しい!』はどこまで定まっている?

一概にサングラスが欲しい!といっても内容は人それぞれです。
ここで確認したいのは、「欲しいサングラスのイメージが既に決まっている」 or 「何も決まっていないけどなんか欲しい」がなんとなくでも自分の中で分かっていればOKです。

確認
買いたいサングラスが既にある場合は、事前に取扱店に確認するのが◎

例えば、『芸能人やモデルさんがテレビやSNS等で着用していて、全く同じものが欲しい!』
なんてことありますよね。
そういう時はインターネット等でブランドだけでも調べておきましょう。(品番まで分かれば最高)
あとはそのブランドの取扱店を調べて事前に電話で『〇〇さんが着用していた□□のサングラスなのですが~』と確認を取るだけです。お店側も人気品番等であれば事前に情報を持っている事が多いので、すぐ確認してくれるでしょう。
メガネ屋さんやセレクトショップではよくあることですので、気軽に連絡して大丈夫です!

確認
度付きのレンズに交換する予定はある?

あなたが元々視力が悪く普段度付きメガネをかけている、もしくは常にコンタクトを使用しているのであれば、サングラスのレンズを度付きに変更する可能性も考えておきましょう。
ただし、必ずしも購入したお店でそのままレンズ交換が出来るという保証はなく、
購入したのがセレクトショップや百貨店だった場合は、基本的にサングラス本体のみを受け取る事になります。(合わせて近隣の眼鏡店を紹介してくれることもある)
このままでは使用する事が出来ないので、いつも度付きのメガネを買ったり、レンズ交換等で行きつけのメガネ屋さんがあれば事前に持ち込み対応の可否を確認しておくとスムーズに対応してくれますよ!

とりあえず初めてお店でサングラスを買おうと思っている方はこの3つの項目は必ず確認するようにしましょう。

お店に入ったらどうすればいいの?

メガネ屋の女性店員

さぁ、では実際にお店にサングラスを購入しに行きましょう。

お店で上手く立ち回り、最高のお買い物をするためのポイントは4つです。

  • まずは店員さんに声をかける or 声をかけてもらう
  • 基本的には店員さんの接客に任せていいが、イメージや希望はしっかりと伝える
  • 決め手は鏡に映った自分をかっこいい、可愛いと思えるか
  • フィッティング(調整)だけは必ずやってもらう

細かく言えばもっとあるのですが、初めてお店でサングラスを購入するという方はこの4つさえ押さえておけば大丈夫です。

凄く簡単で当たり前なことのように聞こえると思いますが、これがなかなか出来ないんですよね・・・

でも実はそれもそのはず、そもそもメガネ屋さんは他の業種(例えば洋服屋さん)のお店と接客スタイルから内容まで根本的に少し違うのです。

理由も含め解説しますので、これを見てもらえればメガネ屋さんへのハードルがグッと下がるはずです。

まずは店員さんに声をかける or 声をかけてもらう

『何を当たり前のことを言ってるの?』『普段買い物とか声かけてもらえなくても一人で選んでますけど!』

そう思われる方いらっしゃいますよね。

僕も昔は接客とか嫌で、洋服はいつも一人で選んで試着の時だけ店員さんに声をかけるような人種でした。

ですが先にお伝えしておきます。

初めてサングラスを購入する方が、スタッフさんからの接客無しに満足なお買い物をするのはほぼ不可能です!

※いつも買い物の時は必ず店員さんに声をかけるという方は、是非そのスタンスを貫きましょう!

理由は単純です。

あなたは店頭に何百本もサングラスが並んでいる中、一人で1本選び、『この中で自分に一番似合っているサングラスは間違いなくこれだ!』と言い切れますか?

自分に似合ってるのは絶対これ!

ほんとに?

そんな気がする…

大量に並ぶサングラス

こうなっちゃいますよね。言い切るのは難しいですよね…

でもご安心ください。これが正常であり正解なんです。

なぜなら、前述のとおり最初からサングラスの知識を持っており、選び方まで詳しい人なんて業界人以外にあり得ないからです。(実際知り合いや友人にメガネ屋さんよりメガネやサングラスについて詳しい人なんて一人もいなくないですか?)

そしてこの事実はお店や店員さん側もきちんと理解しており、一緒に選んであげる気満々で待機してくれています。

ですので、ここは変に恥ずかしがったり意地を張ることはせず、素直に協力を仰ぎましょう。

基本的には店員さんの接客に任せていいが、イメージや希望はしっかりと伝える

先述の通り、店員さんは基本的にお店に来たあなたがサングラスに対しての知識量がそこまであるわけではないという前提で接客をしてくれます。(実際店頭に来るお客さんの9割以上が知識や経験が豊富なわけではないと知っているから)

ですので、『サングラスが欲しい』というあなたの要望に対して、的確に無駄なく最高の1本を選んでもらえるよう一からエスコートをしてくれるのですが、店員さんも超能力者ではありませんので、会話無くしてあなたのイメージや希望を100%読み取ることは不可能です。

あなたの中に少しでも欲しいサングラスのイメージ(色や形)があれば、漏れなく最初に全て伝えてしまいましょう。

具体的なイメージは無くても、用途(仕事orプライベート)等でも構いません。

もっと言うとサングラスをかけた時のあなたが醸し出したい雰囲気まで伝えられれば最高です。
例:男性なら【今どきのおしゃれな感じ】【 少しいかつく男らしい感じ】
  女性なら【モデルさんみたいな感じ】【落ち着いてて少しクールな感じ】等

自分の印象の希望を伝えるのは少し恥ずかしい気持ちもありますが、ここは伝えられるかどうかで購入後の満足度も変わってきますので、できる限り伝えるようにしましょう。

もちろん、これらのことは店員さんもあなたに最高のサングラスに出会ってほしいので聞いてきてくれることもあります。

伝えるべきことを伝えることができたら、あとは店員さんにお任せしてしまいましょう!
数多くあるサングラスの中から、あなたの要望に沿ったサングラスを提案してくれますよ!

決め手は鏡に映った自分をかっこいい、可愛いと思えるか

鏡の前でサングラスを試着する女性

店員さんに接客をしてもらっていると、色々なパターンのサングラスを出してくれます。

もちろん、あなたの希望やイメージに合ったものを出してくれるので全部よく見えてきますよね。

一つ一つの商品に対して説明もしてくれますから、色々試着しているうちにどれが一番いいのか分からなくなってきます。

予算的に何本も買えるならそれが一番いいのですが、ブランド物のサングラスは大体3万円~5万円くらいが相場ですので、そう何本も買えるものではありません・・・

候補が何本もある中で1本に絞らなければならないという状況になった時の決め方は一つです。

試着した状態で、鏡に映っている自分が一番かっこいい(可愛い)と思えるもの。

迷った時の決め方はこれ一択です。

機能面やデザインなど、魅力的な特徴や長所を説明されたら迷ってしまう気持ちもよく分かります。

ですが、迷った時はこれらの情報を一旦全て忘れてしまいましょう。

なぜなら、結局サングラスをファッションとして楽しみたいのであれば最も重要なのは【見た目】だからです。

身に着けていてテンションが上がるもの、自分のファッションに合っていると感じるものじゃないと楽しくないですからね!

あまりいい言い方ではないですが、要するに数ある商品の中から店員さんに候補を選ぶだけ選んでもらって、最後は見た目で決めちゃえ!ってことです!

フィッティング(調整)だけは必ずやってもらう

3本並ぶサングラス

“フィッティング”(調整)とは、

できあがった眼鏡をその眼鏡をかけるかた(装用者)のお顔の形状に沿わせる調整技術のことです。
フィッティングは眼鏡を「快適に」ご使用いただくために必要不可欠な技術です。
眼鏡をかけていて「耳の後ろが痛い」「眼鏡がずり落ちてくる」というご経験はありませんか?
眼鏡店ではそのような「かけ心地を良くする」調整と、メガネレンズの光学的な性能が最適になるよう
「見え心地を良くする」という2つの快適をポイントに眼鏡を調整しています。

引用:HOYA

アイウエア(メガネ、サングラス)業界には、上記のフィッティング(調整)というサービスが存在します。

普段からメガネを着用されている方には馴染みのサービスだと思いますが、メガネ以外のサングラスでも同様のサービスを受けることができるということを知らない方も多いのではないでしょうか?

基本的な考え方は“かけ心地の改善”というのがベースですが、これがとてつもなく凄いサービスなんです。

※フィッティング(調整)サービスの凄さについては、こちらの記事でも詳しく触れています。

その名の通り、メガやサングラスを自分の顔専用に”調整”するわけです。

例えば、試着の段階できつくて顔が締め付けられるような感覚のものや、緩すぎてずり落ちてしまうものなど、店頭に並んでいる状態のものでは顔に合わずとてもかけられたものじゃないものも存在します。

店頭では試着の段階でかけ心地が良くないとすぐに選択肢から外してしまう人をよく見かけますが、
とてももったいないです。

なぜなら、フィッティングを行うことでこれらの問題はほぼ100%解決するからです。

せっかく見た目が良いと思って手に取った商品なのですから、少しかけ心地が悪かったとしても気にせず試着しましょう。だってかけ心地なんて後でいくらでも直してもらえるのですから。

まとめ

夕日とサングラスをかけた男性

いかがでしたでしょうか?

今回は一度も店頭でサングラスを購入したことのない方向けに、不安の解消方法やお店での立ち回りについて解説しました。

簡単におさらいです。

STEP
お店への不安を解消しておく

メガネ屋さんって慣れてないと少し不安ですよね。まずは不安を解消してお買い物を楽しめる心境にしておきましょう。

メガネ屋さんは全く怖いところではありませんよ!

STEP
お店に行く前に自分の『欲しい』がどこまで定まっているか確認する

ズバリこれ!というものがあるのか、なんとなく良いな~と思っている形があるのか等で店員さんとのやり取りが変わってきます。まずは漠然でもいいので、サングラスをしている自分の姿を少し想像してみてください。

度付きレンズを検討している方は行きつけのお店への事前確認も忘れずに!

STEP
実際にお店にいってみる

お店に行ったら必ず店員さんに接客してもらいましょう。
ざっくりで構いませんので、イメージしている自分の希望や理想を伝えるのが重要です。
商品をいくつか出してもらい、もし迷ってしまったら“鏡に写った自分が一番かっこいい(可愛い)と思えたもの”にしましょう!

STEP
フィッティング(調整)は忘れずに

購入するサングラスを決めたら、自分の顔の形に合わせてサングラスの形を調整してもらいます。

気になるようであれば何度でも直してくれますので、遠慮せずお願いしちゃいましょう!

この記事が店頭でサングラスは欲しいけど、なかなか1歩が踏み出せないという方の背中を押すことが出来たのならとても嬉しいです。

一緒にサングラスファッションを楽しみましょう!

ではまた!

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